転職で後悔しない会社の正しい選び方
就職・転職先を決めるとき、一番の目安となるのが求人情報です。
「給料」「業務内容」「勤務時間」「福利厚生」など仕事を探すうえで大事な情報を一覧で知ることができます。
数多くある求人情報の中から、”自分が求める条件に合っている”企業を見つけ、
面接に行き、晴れて働けるようになったが、ふたを開けてみれば
とんだブラック企業だった・・・。
社内の人間関係が最悪だった。
なんてこと珍しくありません!!!
でもどうしてそんなことが起こるのか・・・
それは、「求人情報の中の情報だけで仕事を決めているから!」なんです!
求人情報は、仕事を決めるうえでとても大事な情報なのですが、あれはごく一部。ブラックな情報は100%と言っていいほど、この求人情報に書かれていることはありません。
それでは、せっかく段階を踏んで就職や転職を決めたにもかかわらず、いざ入社したら後悔・・・そして、また転職・・・
結果、「いつまでたってもキャリアアップできない。」「転職するたびに新入社員の待遇で収入も同世代の友人に比べて低い。」など、負の連鎖をいつまでも繰り返すことに・・・!!!
できることなら、生涯をかけて務められる会社で着実にキャリアアップし、「やりがい」を感じられる職場を探すことができたら、会社側も優秀な人材を育てることができるので、お互いにいい関係を築いていくことができます。
また、こちら側も退職や転職に費やす時間や労力をなくすことができ、その会社が「自分の居場所」となることで、社会的に地に足のついた人生基盤を作ることができます。
自分探しのためにも「転職」は悪いことではありませんが、なるべく早くマッチした職場を見つけ、転職の回数が少ないに越したことはありません!!
ではどうしたらいいのか?
これらのミスマッチは、ほとんどが入社前に見抜くことができるんです!
入社後、「採用されてよかった」と思える転職先、就職先をしっかり就職活動期間に見極め、後悔しないよう自分にマッチングする企業を選ぶことが重要!
もちろんすべてを丸裸にすることはできませんが、想定できるミスマッチを防ぐために、何を参考にし、どこを注意するのか、『正しい企業選びのポイント8つ』を転職に詳しい転職エージェントドマニフ先生と一緒にご紹介していきたいと思います。

よろしくお願いしますぞ!
転職・就職企業を選ぶときに気を付けること

転職・就職時に応募企業を選ぶのに必要となる「求人情報」ですが、
簡潔に最低限の情報しか書かれていません。
「求人情報」だけを信じるのではなく、さらに細かいチェックを入れ、絞り込んでいく必要があります。
チェック①仕事内容は具体的に把握する
例えば、一言で「営業」と言っても色んな種類があります。個人宅を飛び込みで訪問する営業、取引先の顧客を回る営業。
「土木作業員」では、道路工事の仕事、トンネルを作る仕事など公共の仕事をする会社、個人宅の庭を作る会社など、同じカテゴリーの職種でも、仕事内容は細かく違ってきます。
また、実際働いてから求人情報に書かれていた仕事内容とは全く違った!という例も実は少なくありません!!
そんなミスマッチを防ぐには、面接時に仕事の具体的な内容や体制、役割分担を深く聞いていくことが最善の策になります。

☑具体的にどんな仕事をしているのか、詳しく調べることで、仕事に就いた時のイメージがしやすくなり、ミスマッチを最小限に防ぐことができますぞ!
チェック②大企業の正社員≠将来安泰
求人情報では、正社員・契約社員・派遣・アルバイトどの雇用形態で募集しているのかが、書いてあります。
大多数の人は、安定な大企業の正社員が理想の就職先だと思っています。
いまだ根強い、大企業神話と正社員神話。
知らず知らずのうちに、正社員が手堅い思想に!親が喜びそうな有名な大企業を選んでしまいがちです。
しかし日経ビジネス調べによると、【日本の企業の寿命は7年。アメリカの企業の寿命は5年。】と言うのが現実なのです!!
つまり今の時代、大企業だからと言って、定年まで社員の面倒をみれる保障は極めて低いため、大企業の正社員にこだわる理由なんで一つもないんです。
また、正社員は福利厚生や賃金の安定が手厚い半面、近年、危惧されている過労死や自死は、給料定額で使い放題な大企業の正社員に多いのも事実…。
それに比べ、時給できっちり稼げる非正規社員の方がフルタイムで働けば月の給料が上、さらに時間も自由でストレスも少ない、ということも起こりうるのです!
では何を基準に決めればいいのか?

正社員にとらわれすぎず、待遇や勤務形態、手当ての範囲など、他の項目を基準に決めといいですぞ。
チェック③給与額はこちら側から交渉しても良い
前職での経験があっても転職すれば、前職よりも給料は減額、
又は、新入社員扱いの収入になってしまうこともあります。
その場合、自分がどれだけ生活に収入が必要なのかしっかり把握し、
それに見合った職場を見つける必要があります。
また、契約では約束された給与額でも、試用期間を設けている場合では、減額した給料を支給されることが普通です。
試用期間が数か月の間だけといっても、生活できないほど低すぎる場合も。
あまりにも低すぎる場合は交渉することもできますし、その地域で決められている「最低賃金」より下回っていないか確認しましょう!
契約社員として入社した場合、求人募集要項で”正社員への登用有”と記載されていても、実際に登用された人は誰もいなかった…
ということもあるので、実際に正社員登用されている実績はあるのかも確認しましょう。

☑給与や待遇に優先順位をおいている場合、採用担当者に自分が納得できるラインまで踏み込んで確認、交渉するのがおすすめですぞ!
チェック④勤務時間、休日・休暇
求人募集要項に書かれている始業・終業時刻ですが、実際にはどれくらい前後するのか。
交替勤務や深夜勤務はあるのか、
実際の体制をきちんと確認しておきましょう。
休日についても、自分の生活スタイルに合わせ、対応できる時間帯や条件の最低ラインは入社前に明確に伝えておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
残業は少なからず必ずあるものです。特に正社員が極端に少ない企業は、仕事のしわ寄せがくる可能性が高めです。
残業の少ないことに越したことはありませんが、
自分が面白いと思う仕事だったら多少の残業は耐えられるものです。
(※ブラック企業並みの長時間労働は除く)
多少の残業について不満が出てくる原因は、残業そのものではなく、報酬や待遇がそれに見合っていない、
仕事自体が合っていないなど、他に問題があることがほとんどです。

☑自分の働ける最低ラインを把握することと、自分が「イキイキと働けるか」に焦点を置くとが大事ですぞ!
チェック⑤企業規模・従業員数は「安定」に直結しない
一昔前までは、大企業・従業員数が多いほど「安定性のある会社」という認識でしたが、
上記に記したように今は大企業であっても「安定」には直結しません。
しかし、働く側に置いたら大企業のほうが『福利厚生が整っている』会社が多く、『研修や教育制度がしっかりしている』などのメリットがあります。
ただし、大手企業は社員の数が多いため、『人間関係に苦労』したり、『希望や意見が通りにくい、評価されにくい、シビア』という声もあります。
一方、中小企業では『人間関係が良好』な会社が多く、経営者との距離が近い分、『評価されやすい』『提案が通りやすい』など仕事にやりがいを感じることができるのがメリットです。
ただし、大手企業に比べたら『給料が低い』『福利厚生が充実していない』会社もまだまだ多いというのが現実です。
そうではない企業も沢山あるので一概には言えませんが、ミスマッチを防ぐためにもしっかり確認しましょう!

☑「お金」「やりがい」…自分が何に優先順位を置くのかで検討してみよう!
チェック⑥会社の雰囲気で「働きやすさ」がまるわかり!?
ストレスの元凶となる『人間関係』。
給料が良ければ後は気にしないという方もいると思いますが、
待遇が良くても職場の雰囲気がギスギスしていたり、
社員の活気がなく暗い場合は、法外な長時間労働により社員が疲弊していたりと隠れた面が浮き彫りになるバロメーターになります。
人間関係こそ入社してからでないと本当に見えてこない部分です。
しかし、会社の雰囲気は全く見ることができないわけではありません!
会社のホームページでは行事などの記事を覗いてみることで、社員同士の仲の良さや素の姿を垣間見ることができます。
面接時に上下関係の考え方、社員の年代構成を伺ってみてもいいですし、
可能であれば、会社を見学させてもらい、
社員がイキイキ仕事しているか、
仕事以外の会話もしているか、リラックスできているかを見てみましょう。
また、採用担当者以外の社員に話を聞かせてもらったりしても良いでしょう。
働きやすさは、人間関係の在り方に左右され、必ず職場の雰囲気に現れます。
そうゆう会社では、一人一人の能力が高くてもうまく連携できず、社員が悩みやトラブルを抱えやすく、仕事自体が円滑に進めにくくなります。

☑現実的な数字(給与や待遇)だけに重きを置かず、職場の雰囲気はさまざまな不満要因により作り出されたことを覚えておくといいですぞ!
チェック⑦いつも求人募集してる会社って・・・
求人広告などは、自分が就職や転職を考えているときにしか気にかけないものなので、気づきにくいと思いますが、
業務拡大や新規事業に伴う人材募集以外で、いつ見ても常に求人募集をかけている会社は要注意です。
決まったとしてもすぐ辞めてしまったり、人の入れ替わりが激しい職場は、見かけ(求人票)は条件が良く書かれてすぐ新しい人が決まっても、実際には強い不満要素(ノルマがきつい・人間関係が悪いなど)が隠れている可能性が高いからです。
さらに、次々新しい人が入ってきて人数はいても、仕事ができる人が必然的に少なくなり、信頼関係も築きにくくギスギスした雰囲気になりがちです。
ただ、採用基準が厳しく滅多に採用しない、慎重に選んでいる場合もあるので、すべてが当てはまるわけではありません。

☑良い企業というのは基本的に人の定着率が高いので、他の社員の勤続年数を聞いてみるのも手ですぞ!
チェック⑧その仕事楽しい?
ほとんどの人が「仕事はつまらない」けど「お金のため」と思って仕事をしています。
だからと言って、『好きなことを仕事にする』はあまりにも現実的ではありません。
「ギターが好きだからバンドマン目指す!」みたいにね!(目指せる人は素晴らしいですが、ほとんどの人は無理ですね。)
好きなことを仕事にすることはできないけど、稼いだお金で旅行に行ったり、美味しいものを食べたりしたいから仕事は嫌だけど頑張っています。
でもこれは、週1日か2日の休日にストレス発散するために、のこり週5.6日仕事を嫌々していると言う無限のループであることに気づいてますか?人生の2/3は自分を押し殺して淡々と仕事をしていることになります。
でも、好きなことが仕事=壮大な夢を追えと言わなくとも、得意なことを仕事にすることで、【楽しいこと=仕事】になります。
得意なことがない人なんていません。何かしら得意なことはあるはずです。

☑得意なことを仕事にして、3/3大変だけど楽しいから頑張れる毎日を過ごしてみるといいですぞ!
チェックポイントまとめ

自分を知る
「転職したいけど企業選びに迷ってる」「自分に合った会社が見つからず、転職を繰り返している」という人の悩みを聞くと、転職の動機や優先順位が整理されておらず、本当の理由が隠れている場合が多いんです。
これができていないと方向性がブレ、ミスマッチが起こる要因に!
こうならないためにも、まず自分の好きな事と苦手な事、得意なこと、不得意なこと、
そして仕事に対しての優先順位(お金・休み・やりがいなど)を書き出してみる。
そうすることによって、何を基準に選び、どんな事に力を発揮しやすいのかを客観的に認識することができて、
おのずと自分に合った企業を選択することができるでしょう。
企業を知る
同じ業界の会社でも、中身や勝手はまったく違うということもよくあるので、自分の先入観は捨てること。
それぞれの会社を研究し、しっかりと見極めるということは、それで思わぬ情報を得られたり、自分の糧になったりもするのでやって損はありません!

いかがだったかな?
入社前に見分けるのはなかなか難しいかもしれませんが、企業選びの際、「一つのことが良しでも、他のことも良しとは限らないこと」を肝に銘じて、広い視野で探していくことが、自分にとってマッチする会社を見つけられる近道ですぞ!



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